日本酒専用冷蔵庫のすすめ

 


家にワインクーラーがあります。ワインが趣味です、という人は結構いると思うのですが、日本酒が趣味ですという人はいても、家に「日本酒専用冷蔵庫」がありますという人にはお会いしたことがありません。

日本酒もワインも、生産地では温度や光に気をつけて大切に育てられて来たはずなのに、なぜワインの方が大切にされているのでしょう?

ワインは外国から来たもの。

最近は気軽に飲める安いワインや国産ワインが増えたとは言え、高いものは天井知らず。日本酒よりも高価で、なんとなく大切に扱ってあげなくてはならないイメージがある。日本酒は、ずっと昔から私たちの周りにあったものだから、そこまで大事にされないのかもしれません。

挙げ句の果てに、適当な環境で保管されていた日本酒を飲んで「独特の匂いがして飲みにくいよね。後味が変」と言われて、嫌われてしまう・・・

日本酒の立場、無いですね。

ワインと同じように、いや、日本の誇る日本酒ですから、ワイン以上に気を使って大切にしてあげましょう。

例えば、ワインクーラーを購入する代わりに、お酒専用のミニ冷蔵庫を用意するというのはいかがでしょう?

日本酒も白ワインも適温は同じ5~10度なので一緒に保管できます。

日本酒は立てて保管するものでサイズも様々。ワインクーラーにはうまく収まりません。ミニ冷蔵庫であれば、日本酒は立てて、ワインは寝かせて保存できます。

一般の冷蔵庫の庫内温度は2度から5度。温度が1度変わると味わいが大きく変化すると言われる日本酒には冷たすぎ、独特の風味が感じられなくなります。その点、お酒専用ミニ冷蔵庫なら、日本酒にぴったりな温度設定ができます。

だいたいお酒やワインというのは、1度、2度の違いにこだわるからこそ楽しい趣味のもの、非日常を楽しむための大人のもの。できれば卵や牛乳、ヨーグルトやラップがかかったお皿のお隣ではなく、お酒だけの、見た目もすっきりとした、生活感の感じられないミニ冷蔵庫に入れたいところです。

日本酒の種類と、冷蔵したほうがいい日本酒

日本酒、飲んでみたいけれど、よくわからないから敬遠していた。

だいたい、どんな種類があってどれを冷蔵すればいいの?という方も多いと思います。

日本酒について、復習してみましょう。

「米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの」

「米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの」

「清酒に清酒かすを加えて、こしたもの」

以上が「酒税法」が定める日本酒の定義です。

要するに、お米と水などを発酵させて作られたお酒ということですね。

次に日本酒の細かい名前を見てみましょう。

大きく分けると「アルコールを追加しているかどうか」「米の精米度合い」で名称が異なります。(そのほかにも香りなどの要件があります)

「純米」という名称が付いているものは、アルコール追加なし。お米だけで作られています。

その上で、玄米をどこまで磨いて作られているかで、名称が異なります。%の数値が小さいほど、贅沢な使い方をしており、雑味がありません。

精米50%以下「純米大吟醸酒」及び「大吟醸酒」

精米60%以下「純米吟醸酒」「特別純米酒」及び「吟醸酒」

精米70%以下「純米酒」及び「本醸造酒」

一般的な日本酒は、発酵を止め、保存期間を伸ばすために、「火入れ」をしますが、「生酒」は火入れをしていない全くの生なので、生酒は冷蔵庫で保管します。火入れしている日本酒でも、大吟醸酒は、繊細な味わいを楽しむため、冷蔵庫がオススメ、他は常温で大丈夫です。

日本酒の冷やしかた

「冷や酒(ひやざけ)」と「冷酒(れいしゅ)」を混同してしまうことがありますが、「ひや」は常温で飲む日本酒のこと。冷たくして飲む日本酒は「冷酒」です。「冷酒」で飲む場合は、5~10度がキリッとした喉越しと風味が味わえるベストな温度です。

そもそも、日本酒を常温以下に冷やして飲むことが一般的になったのは最近のことです。冷蔵庫の一般への普及が進んだのが1950年代、普及率が100%になったのは、1975年。それ以前は一般家庭で冷やすこと自体ができませんでした。

日本酒の歴史はもちろんそれよりずっと古く、いつころから飲み始められたか、については諸説あるものの、起源100年ごろではないかと言われています。1980年代に大吟醸ブームが起こり、「冷酒」が流行したことをきっかけに、家庭でも日本酒を冷やして飲む人が増えたのですが、それまでの長い間、日本酒の飲み方は「冷や酒」または「燗」のどちらかでした。なので、伝統的な名酒は、冷酒として飲むことを考えて作られていません。あまり冷やしすぎると日本酒本来の味わいが消えてしまうこともあるので、日本酒にぴったりな温度設定の、お酒専用冷蔵庫をお勧めします。

今夜帰ったら、何を飲もうか、と考えるのが楽しみになるちょっとした贅沢です。

製品仕様

冷却方式ペルチェ
外形寸法W385mm×D415mm×H344mm
庫内寸法W310mm×D248mm×H230mm
重量約7.7kg
定格電圧AC100V
定格消費電力50W
定格周波数50/60Hz
冷却性能  LOW:約5℃
HIGH:約15℃
(室内温度5℃~25℃の場合)
※5℃~15℃とは野菜室程度の温度です
静音性約14dB~20dB程度(ファン音)
※設定温度到達時にファンが停止する場合があります
振動

製品仕様

冷却方式ペルチェ
外形寸法W435mm×D470mm×H515mm
庫内寸法W370mm×D300mm×H420mm
重量約14.8kg
定格電圧AC100V
定格消費電力75W
定格周波数50/60Hz
冷却性能  LOW:約5℃
HIGH:約15℃
(室内温度5℃~25℃の場合)
※5℃~15℃とは野菜室程度の温度です
静音性約14dB~30dB程度(ファン音)
※設定温度到達時にファンが停止する場合があります
振動

製品仕様

冷却方式ペルチェ×HPT
外形寸法W385mm×D455mm×H370mm
庫内寸法W250mm×D220mm×H250mm
重量約9.7Kg
定格電圧AC100V
定格消費電力65W
定格周波数50/60Hz
冷却性能  約5℃~7℃
(室内温度5℃~25℃の場合)
※5℃~7℃とは野菜室程度の温度です
静音性ファンレスモデル
※当製品はファンレスモデルにより室内に音が漏れないように無音の状態を保ちます。 そのため冷却には空気循環・排熱が重要となります。十分な空気循環・排熱の確保をお願い致します。
振動

製品仕様

冷却方式ペルチェ×HPT
外形寸法W430mm×D520mm×H740mm
庫内寸法W330mm×D320mm×H600mm
重量約15.5Kg
定格電圧AC100V
定格消費電力65W
定格周波数50/60Hz
冷却性能 LOW:約5℃
HIGH:約15℃
(室内温度5℃~25℃の場合)
※5℃~15℃とは野菜室程度の温度です
静音性約14dB~30dB程度(ファン音)
※設定温度到達時にファンが停止する場合があります
振動

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Peltism 静音小型冷蔵庫

Peltismはお客様の為の「おもてなし」の小型冷蔵庫として最良の最適の冷蔵庫です。
ペルチェ冷却方式を採用したノンフロンタイプの静音小型冷蔵庫で日本全国の有名「ホテル、病院、クリニック、介護老人保健施設、旅館」様にご愛顧頂いております。
お客様の為の「おもてなし」の小型冷蔵庫として最良のアイテムです。